痛みを我慢せずに早く治そう|頭痛に効く薬で痛みを撃退

ドクター

痛い時のために常に常備

聴診器

頭痛が起こると、すぐにつらい痛みから逃れたいと手近な市販薬を服用する人が多いものです。しかし、頻繁に起こる頭痛に対して毎日のように服用してしまうと、鎮痛剤の飲みすぎで薬物乱用状態になり、逆に症状を悪化させてしまうため注意が必要です。

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診療科で改善

頭を抱える男性

頭痛は専門外来で適切な薬の処方を受けることで、治りやすくなります。また、痛みの発生を抑えることも時に可能です。心療内科などに設けられている専門外来では、痛みが発生する原因を掴みます。ストレスを減らす治療が行われるのも、最近の心療内科の特徴です。

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急に起こる強い痛み

カウンセリング

鬱や不安障害が引き金に

慢性の頭痛の中で最も多いと言われているのが、緊張型の頭痛です。決まった時間に締め付けられるような痛みが数時間持続することも少なくはありません。あまりの痛みで脳の病気ではないかと疑い、外科で診察を受ける人もいます。検査で特に異常が見つからずに心療内科を紹介されて、極度の緊張が原因になっている緊張型頭痛と診断される人もいます。この頭痛は長い間緊張しなければならない仕事を持っている人や、緊張をしやすくリラックスができにくい人に見られる症状になっています。またこういった頭痛を持っている人の中には、片頭痛を併発している人も少なくはありません。この片頭痛を持っている人の中でうつ病や不安障害が認められている人は一般に占める割合よりも2〜3倍多くなっています。反対に言えばうつ病や不安障害が頭痛の引き金になっていることもあるということがわかります。急激な頭の痛みが特定の時間継続的に続くようであれば、これらの病気も疑ってみます。偏頭痛は頭の血管がストレスに反応して収縮し、その反動によって頭蓋内の血管が拡張することで、ズキンズキンという拍動性がある痛みを頭の片方に感じる痛みになります。頭の両側や後頭部が痛んでくることもあります。視野の中に光が点々と見えたりする視覚の異常を伴って表れてきたり、嘔吐を伴うこともあります。心療内科ではこうした患者には鎮痛剤を処方したり、必要に応じて抗不安薬や抗うつ薬を処方することになります。日常の生活に支障をきたしている人には、自律訓練法などの心理療法を行っています。

暗示をかける自律訓練法

心療内科では薬により頭の痛みを和らげた後に、自律訓練法を用いて治療を行っていきます。自律訓練法は非常にポピュラーな心理療法で患者自身が自分に暗示をかけて、体をリラックス状態においてその効果で心の緊張をほぐしていく治療方法です。お風呂に入ると自然に体がリラックスしてきますが、それと実によく似ています。暗示というと催眠術をイメージしてしまいますが、自律訓練法は自分で自分に軽い暗示をかけるというものです。この自律訓練法をマスターすれば自分の力によってストレスをコントロールすることが可能になってきますし、適切な方法で行っていけば危険はありません。この自律訓練法は軽い催眠によって副交感神経を働かせることでリラックス効果を作り出していくものです。薬と併用することで大きな効果を生み出すことができます。また心療内科では頭痛の薬を使用するほかに、向精神薬という薬を使用することが特徴になっています。この薬は脳の中枢神経に作用して憂鬱な気分、不安感や緊張感を改善していきます。これらの薬を処方してもらい精神的にリラックスした生活を送っている人がたくさんいます。この向精神薬には抗不安、抗鬱、睡眠、自律神経調整の薬がありますが、こうした薬について飲んでいるとやめられなくなるのではないかと不安がる人もいますが、この薬がやめられないという人はまだストレスが取り除かれていないという証拠になります。抗不安薬や、睡眠薬は必要以上に多く飲み続けるとボケの原因になるといわれていますので、高齢者の場合は注意が必要になってきます。

精神的ストレスによる場合

看護師

脳の精密検査を行っても発症原因が特定できない頭痛は、精神的なストレスに起因している可能性があります。このような場合、精神疾患の専門医を受診して、適切な治療薬を服用することと、生活習慣を改善することが大切です。また、頭痛の症状が重かったり、発症頻度が多い場合には予防薬を服用するケースもあります。

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